富山県は美しい自然と豊かな文化が魅力の地域です。
この記事では、富山を一日で満喫できる日帰りモデルコースをご紹介します。
歴史、自然、グルメをバランスよく楽しめるコースとなっています!
富山県の歴史
富山県の歴史は古く、縄文時代には既に人々がこの地に住んでいました。
富山湾沿岸では縄文時代の遺跡が多数発見されており、縄文土器や貝塚が出土しています。
古墳時代になると、富山には多くの古墳が築かれました。
特に有名なのは、高岡市にある「前方後円墳」で、その大きさと形状から古代の富山が重要な地域であったことがうかがえます。
奈良時代には、富山は越中国(現在の富山県、石川県、福井県の一部)に属していました。
大伴家持が国守として越中国に赴任し、多くの和歌を詠んだことが『万葉集』に記されています。
彼の和歌は、富山の自然や風景を描写しており、当時の生活や風景を垣間見ることができます。
鎌倉時代には北条氏の支配下にあり、室町時代になると越中守護・畠山氏の領地となり、その後は上杉謙信や武田信玄など、戦国大名の争奪の地となりました。
戦国時代には富山城が築かれ、重要な拠点として発展。
江戸時代には、富山は加賀藩(現在の石川県)の一部として支配されます。
この時期、富山は薬種商で有名になり、「富山の薬売り」として全国にその名を知られるようになりました。
富山の薬は高品質で信頼性が高く、多くの家庭で利用されました。
明治時代には富山県が成立し、明治から昭和初期にかけて近代化が進み、産業や交通網が発展。
1945年の富山大空襲により市街地は大きな被害を受けるも、戦後の復興期には農業、工業、漁業のバランスの取れた地域として発展しました。
特に北陸新幹線の開通により、首都圏とのアクセスが飛躍的に向上し、観光地としても注目を集めるようになりました。
富山は自然環境に恵まれ、観光地としても多くの魅力を持っています。
富山県のモデルコース(日帰り編)
9:00:富山駅到着
富山駅に到着したら、まずは駅周辺で富山の雰囲気を感じましょう。
富山駅はモダンなデザインで、周辺には観光案内所やお土産ショップが充実しています。
9:30:富山城
駅から徒歩10分ほどで富山城に到着します。
富山城は戦国時代の名城で、現在は再建された天守閣が美しい庭園に囲まれています。
天守閣からは市内を一望でき、歴史展示も楽しめます。
10:30:富山市ガラス美術館
次に向かうのは「富山市ガラス美術館」です。
こちらは富山のガラス工芸の美しさを堪能できる美術館で、国内外の著名なガラスアーティストの作品が展示されています。
建物自体も美しく、建築ファンにもおすすめです。
12:00:ランチ
ランチは「麺屋いろは CiC店」で富山の名物「富山ブラックラーメン」を楽しみましょう。
濃い醤油ベースのスープに、太めの麺が特徴のラーメンです。
見た目は非常に濃い色ですが、コク深い味わいがクセになります。
14:00:黒部峡谷
ランチ後は、黒部峡谷へ向かいます。
黒部峡谷トロッコ列車に乗って片道1時間20分の絶景を見ることができます。
春には新緑、秋には紅葉と彩豊かな四季を楽しむことができ、トロッコに乗りながら大自然を間近で感じることができます。
帰りは発着駅である「宇奈月」駅周辺にある「アルペンチーズケーキ」で絶品チーズケーキを食べることをおすすめします。
17:00:宇奈月温泉
黒部ダムの観光を終えたら、宇奈月温泉へ。
こちらは日帰り温泉施設が充実しており、疲れた体を癒すのに最適です。
温泉に浸かりながら、黒部峡谷の自然美を堪能できます。
湯上がりには、地元の特産品を使ったお土産を購入するのも良いでしょう。
19:00:ディナー
温泉でリラックスした後は、富山駅へ戻り、「とやマルシェ」内にある「廻る富山湾 すし玉 富山駅店」でディナー。
新鮮な日本海産のお寿司は最高に美味しいです。
白えびやホタルイカ、のどぐろなど、富山名物はぜひ食べてみてください。
白えびの唐揚げはお酒のおつまみにもぴったりです。
21:00:帰路へ
1日の観光を満喫したら、富山駅から帰路につきます。
駅周辺でお土産を買い足す際は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
富山の日帰り旅行は、豊かな自然、美しい景観、そして美味しいグルメをバランスよく楽しむことができますよ!
いかがでしたか?
この日帰りモデルコースでは、富山の主要観光スポットを効率よく巡りながら、富山の魅力を存分に味わうことができます。
次回の旅行計画に、ぜひ参考にしてみてください。
ネットで安い航空券探すなら!エアトリ