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【注文住宅】ハウスメーカー、設計事務所、工務店それぞれのメリット・デメリットとは?選び方のコツを大公開!

2023-09-25

注文住宅を建設する際、ハウスメーカー、設計事務所、工務店の3つの選択肢があります。

この記事では、これらの建設業者の違いと、どの選択肢があなたのニーズに合っているかを理解するためのポイントについて解説します。

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ハウスメーカー

ハウスメーカーは、販売戸数ランキングの上位企業のことです。

全国展開している会社が多いため、全国各地の住宅展示場で手軽にモデルハウスを見学することができます。

メリット

大手の安心感と充実したアフターサービスがある

CMなどの広告でよく名前を聞く会社も多く、その会社の知名度や会社規模の大きさから倒産しにくいことへの安心感があります。

着工棟数も多いため、実績が豊富で様々な知識・経験を持った担当者に担当してもらえる確率も高くなります。

また、定期点検や無料修理期間などの制度も整備されており、引き渡し後も手厚いサポートを受けることができます。

企画商品など、コストメリットのある商品がある

ハウスメーカーは建材や企画の共通化・大量生産によって原価コストを抑えることができます。

自由設計だとどうしても価格が高くなってしまいますが、企画商品であれば予算内で家づくりができる可能性が高くなります。

工期が短い

建築資材の調達から施工までの流れがシステム化されており、効率的に進められるため、比較的工期が短くなる可能性があります。

また、企画商品であれば既製の住宅プランから選ぶため、工期がより短くなります。

施工エリアが広い

全国各地に拠点があるため、希望するエリアでの施工対応が可能な場合が多いです。

また、近くに拠点があると何かトラブルがあった時に相談しやすく、担当者もすぐに駆けつけてくれるという安心感があります。

デメリット

コストが高い

工務店よりも莫大な技術開発や広告宣伝費をかけており、建築に携わる人員も多いため人件費が膨らむなど、全体的にコストが高いです。

プランの自由度に制約がある

全国でプランや規格を統一しているため、プランの自由度や個別のデザイン設計に制約があります。

また、材料を一括で仕入れてコストダウンを図っているため、決められた建材以外は使えないケースも。

こだわりの家づくりを行なっても他の人のプロジェクトと類似していることが多々あります。

設計事務所

設計事務所は、建築家や建築士によって運営され、主にカスタム設計と建築に特化した事務所のことです。

設計だけを専門に行うため、施工は工務店に依頼するのが特徴です。

メリット

デザインの自由度が高い

設計事務所は設計に特化しているので、ハウスメーカーや工務店にはない幅広い提案力があります。

個別のカスタマイズが可能で、高度なデザインや建築技術が提供されるため、他の人とは被らないオシャレで高性能なこだわりの家づくりを行うことができます。

どんな土地の形状でも対応できる

ハウスメーカーや工務店で旗竿地・傾斜地・狭小地といった変形地に建てる場合、コストが上がってしまう可能性があります。

しかし、設計事務所の場合、変形地でも余分なコストをかけずにプランニングし、その土地が持っているポテンシャルを最大限活かすことができます。

デメリット

設計コストが高い

通常、設計料は概ね数十万円程度ですが、設計事務所に依頼する場合、数百万円単位の「設計監理料」がかかってきます。

設計事務所はゼロベースで一棟ごとに設計図面を描かなければならないため、作図量が多く、設計コストが高くなるのです。

工期が長い

設計事務所ではよりこだわりの強い家づくりを行うため、独自のデザインや特注品を揃えるための時間がかかり、全体的な工期がやや長くなります。

また、要望ヒアリングに多くの時間をかけてプランを作成していくため、設計段階でも時間がかかる傾向にあります。

工務店

工務店は、ハウスメーカーよりも狭い施工エリアで住宅工事を請け負う業者のことです。

地域密着型の工務店やフランチャイズの工務店、中堅ビルダーのような工務店など、工務店にもいくつか種類があります。

メリット

コストメリットが大きい

ハウスメーカーと比べて広告宣伝費や人件費が少ないため、工務店の方がローコストで済むケースが多い傾向があります。(工務店の中でもフランチャイズに入っていたり、中堅ビルダーのような工務店は除く)

地域密着型でその土地に強い

拠点の範囲が狭い分、地域密着型でその土地に精通しています。

土地から探す方にとっては、ハウスメーカーも持っていないようなニッチな情報を豊富に持っているケースがあります。

また、設計・施工する際も、その土地の周辺環境や実情を活かした提案をしてくれることがあります。

デメリット

工期が長い

工務店は現場で資材の加工をするところから始まるため、ハウスメーカーと比較すると工期が長くなりやすい傾向にあります。

工期の長さはプランや施工時期、土地の有無などによっても異なるため、すぐに入居したい方や入居希望日が明確に決まっている方は事前に相談しておきましょう。

施工エリアが狭い

工務店は施工エリアが県内や市町村に限っている場合が多いため、希望するエリアでの施工が難しい場合があります。

工務店の種類の中でも比較的規模が大きい中堅ビルダーであっても、施工エリアが近隣の県や市に留まります。


ハウスメーカー、設計事務所、工務店は、それぞれ異なる特性を持ちます。

家づくりのスケジュールや予算、外観・内観デザインにおいて最適な建築会社を見つけるためには、プロに相談するのも手です。

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