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【新築物件 vs. 中古物件】それぞれのメリット・デメリットとは?徹底比較!

2023-09-28

住宅を購入する際、新築物件にするのが良いのか、中古物件にするのが良いのか悩みますよね。

直近は土地の仕込み難易度UPや建築資材の価格高騰などにより、新築物件の価格は年々右肩上がりとなっています。

かといって中古物件の方が良いのかというと、新築物件の価格高騰に合わせて中古物件の価格も引っ張られているため、特別安いというマーケットではなくなりつつあります。

この記事では、新築物件と中古物件のそれぞれのメリット・デメリットをまとめ、どちらがあなたのニーズに合っているかを考えるのに役立つ情報を提供します。

新築物件を選んだ場合

メリット

新品な状態で住むことができる

建物や設備が新品であり故障の心配がないため、修理やメンテナンスの必要がほとんどありません。

しばらくの間はメンテナンス費用がかからず、長期的に住むことが可能です。

また、人によっては中古品が苦手な方もいるため、誰も住んでいない新築の状態で住めることは安心感をもたらすでしょう。

カスタマイズやデザインの自由度が高い

最近は竣工済み物件も増えてきていますが、竣工前の青田売りを購入する場合、床やドア、キッチンの色や浴槽の形、キッチンの高さなどをカスタマイズすることができ、オプションをつければデザインの自由度がもっと高くなります。

注文住宅など新築戸建ての場合は、間取りなどのベース部分から変えることができるため、自分の好みに合わせて建てることができます。

最新の技術や設備が使われている

新築物件は通常、最新の建築技術が使われており、中古物件よりも耐震性や断熱性、気密性などが高くなります。

高断熱・高気密の住宅だと夏は涼しく冬は暖かい家になったり、ZEH住宅や長期優良住宅、低炭素住宅だと高効率の設備やシステムを導入していて省エネ性能に優れ、冷暖房費や給湯器などの使用効率が高まることから光熱費などのランニングコストを抑えることができます。

また、バスルームやトイレ、キッチンなどの住宅設備や換気システムも最新のものに住むことができるため、ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機がついていたり、ディスポーザーや食洗機がついていたりして、QOLが高くなるでしょう。

税制優遇を受けやすい

住宅ローン控除や住まい給付金などの税制優遇は新築住宅だけでなく中古物件でも受けることができますが、新築物件の方が好条件で手厚いケースが多いです。

例えば、住宅ローン控除の場合、新築物件だと「借入から13年間、住宅ローン年末残高の0.7%分、所得税と住民税から控除を受ける」ことができますが、中古物件だと築25年以上(木造の場合は築20年以上)の物件の場合、耐震性能を有していることを証明できなければ住宅ローン控除を受けることができません。

デメリット

価格が高い

新築物件は中古物件に比べて価格が高くなりやすく、購入時に多額の初期投資が必要です。

一般的には築年数が浅ければ浅いほど資産価値も上がるため、イニシャルコストが高いことはある程度仕方ないかもしれません。

引き渡しまでの時間が長い

竣工前の物件を購入した場合は建設が完了するまで待つ必要があり、急いで引っ越すことが難しい場合があります。

子供を4月に幼稚園や学校に入れないといけない方や現在住んでいる家の退去日が決まっている方にとっては即入居可の竣工済み新築物件を探さないといけません。

中古物件を選んだ場合

メリット

価格がリーズナブルな傾向にある

中古物件は通常、新築物件に比べて価格を抑えることができ、予算内で購入できることがあります。

また、固定資産税評価額が低いことも多く、税負担を抑えることもできます。

即入居できる

中古物件は既に建っているため、早期に入居できるメリットがあります。

引き渡しまでの時間が長いと、その間に住宅ローンの金利が上がってしまったり増税してしまうリスクもあるため、即入居することでそういったリスクは比較的軽減できるでしょう。

周辺環境が整備されている

既存の地域に建っていることが多く、周辺環境のインフラやコミュニティがすでに成熟しており、利便性が高いことが挙げられます。

そのため、周辺環境をしっかり自分の目で見て気に入ればそのまま購入が可能です。

デメリット

早期に修繕やメンテナンスが必要になる

築年数が経過し経年劣化しているため、早期に修繕やメンテナンスが必要な場合があります。

そのため、初期費用だけでなく予想外のメンテナンスコストや手間がかかってしまうかもしれません。

しかし、中古物件をリノベーションやリフォームすることで新築と同様の綺麗で快適な空間に住むことも可能です。

カスタマイズやデザインに制約がある

すでに建っている物件を購入することになるため、既存のデザインに制約がありカスタマイズが限定的かもしれません。

間取りやコンセントの位置、床の色やデザインなどが自分のライフスタイルに合わず、入居後に住みづらさを感じてしまうこともあるでしょう。

建築年月によっては耐震性に注意が必要である

1981年6月1日に建築物の耐震基準が見直され、それ以降に建てられた建物は「新耐震基準」に則った設計となります。

もし検討している中古物件の建築年月がそれ以前のものであった場合、震度5強程度の揺れに対して家屋が倒壊・崩壊しないという基準である「旧耐震基準」での設計の可能性があり、震度6以上の地震が起きた際のことはあまり考慮されていないリスクがあります。

「新耐震基準」では震度6強〜7程度の揺れでも家屋が倒壊・崩壊しないことを基準としており規定が厳格化されているため、地震の多い地域では特に「新耐震基準」での設計をされた建物を選ぶようにしましょう。


新築物件と中古物件それぞれのメリット・デメリットはいかがでしたか?

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住宅購入は人生の中でも大きな買い物の一つのため、予算や建物の状態、引越しのスケジュールなどから多面的に検討してみると良いでしょう。

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