レインボーブリッジの美しい夜景

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【満足?後悔?】東京湾岸エリアに住むメリット・デメリットとは?

2023-12-24

東京湾岸エリアは都心からアクセスが良く、近年の再開発により多様な施設や観光地が集積し、利便性の向上とともに人気が高まっています。

この記事では、東京湾岸エリアの様々なメリットやデメリットについて紹介していきます。

東京湾岸エリアとは

東京湾岸エリアとは、東京都中央区や港区・品川区・江東区の一部エリアなどの東京湾に面した埋立地のことを指します。

具体的には下記のエリアです。

  • 中央区:勝どき・晴海・月島など
  • 港区:芝浦・台場・竹芝など
  • 品川区:天王洲など
  • 江東区:豊洲・有明・東雲・国際展示場など

これらの地域は都心からアクセスが良く、観光スポットや商業施設、豊かな自然環境が広がっています。

東京湾岸エリアは東京都心の一角でありながら、多彩な水辺のアクティビティや観光地が集まっていることが特徴です。

東京湾岸エリアのメリット

美しい眺望

近くに東京湾があることで眺望を遮るものがなく街並みも整備されているため、眺望が美しいことで知られています。

昼間は東京湾の広大な海が広がって開放感に溢れていたり、夜だとお台場方面はレインボーブリッジや観覧車のライトアップが夜空に映え、東京タワー方面は東京タワーや高層ビル、タワマンのライトアップが夜空に映え、夜景が非常に綺麗です。

特にタワマンや高層ビルの高層階にいると、空と海のどちらにも近くなることで他のエリアにはない唯一無二感を実感することができるでしょう。

アクセスの良さ

東京湾岸エリアは、都心の主要エリアまで電車や車、バスなどでスムーズにアクセスができることが大きな利点です。

首都高速の出入り口も多く点在しており、首都高速湾岸線に乗れば簡単に千葉方面や神奈川方面まで行くことが可能です。

また、バスは都営バスだけでなくTOKYO BRTが運行しており、現在は勝どき・晴海・豊洲・国際展示場・東京テレポートといったエリアから環状2号線を通って新橋・虎ノ門ヒルズまでダイレクトアクセスができます。

勝どきBRTからだと約5分で新橋に到着し、信号に停まらなければ約2分で到着してしまうのがすごいところです。

東京駅や銀座駅、新橋駅、品川駅などの主要駅までのアクセスは抜群に良いので、終電を逃してもタクシーですぐに帰宅できてしまいます。

開発の進展

近年タワマンが多く建設されることで東京湾岸エリア周辺の街全体の開発が進んでいます。

新しいエンターテインメントやショッピング施設が次々と誕生しており、最近はオフィス・ホテル・商業・住宅が集積するツインタワー「芝浦プロジェクト」が建設中です。

また、竹芝エリアも”国際都市TOKYOの玄関口”として再開発が行われており、大型複合施設「東京ポートシティ竹芝」や「アトレ竹芝」などが竣工し、街が新たに生まれ変わってきています。

街が新しくなるとその分、景観が綺麗になって人が多く集まり、ショッピングモールや飲食店、スーパーマーケットなどの生活利便施設が充実してくるという良い循環ができるため、ショッピングやグルメ巡りが楽しめる点も魅力的です。

東京湾岸エリアのデメリット

ハザードリスク

東京湾が近いため、首都直下地震のリスクが高く、そのような大規模地震が発生した場合、その地震に伴う津波の影響や液状化リスクも考慮されるべきです。

東京都が公表したシミュレーションを見ると、東京湾岸エリアの最大津波高は2.5m未満と言われており、東日本大震災の時の津波被害が最大40.5mだったことと比較するとあまり大きくない被害となります。

どちらかと言うと津波被害よりも建物倒壊被害や液状化被害の方が可能性・危険性としては高くなるため、万が一の場合に備えた準備が必要です。

海風やビル風が強い

東京湾に近いことで海風が強く吹いたり、タワマンなどの高層ビルが多いことでビル風が強く吹きます。

そのため、夏は風が強いことで涼しさを感じる一方、冬は寒さが厳しく少し出歩くだけでも凍えそうになってしまうほど。

また、自転車を漕ぐ際は海風・ビル風の影響でなかなか前に進みづらかったり、ベランダで洗濯物を干すと強風で飛ばされそうになったりするので十分注意しましょう。

物価・住宅価格の上昇

東京湾岸エリアの発展に伴い、物価の上昇や住宅価格の高騰が見られます。

特に高級住宅や商業施設が増加している地域では、物価の高騰が生じ、生活費の負担が大きくなっています。

また、近年はタワマンが多く建設されており、高価格帯の新築マンションの供給数が増加することで中古マンション価格も高騰化してきています。

2010年頃は坪単価200万円台で湾岸エリアの新築タワマンを購入することが可能でしたが、2023年現在は坪単価500万円を超える相場になってきており、2024年はザ 豊海タワー マリン&スカイの販売開始でもっと相場価格が釣り上がることになることでしょう。


東京湾岸エリアは多彩な魅力を備えた地域でありながら、急速な開発に伴う課題や潜在的な課題も抱えています。

東京湾岸エリアに住むことを検討している方は、上記のようなメリットとデメリットをバランス良く理解することが大切です。

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